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平成23年の秋は、奈良でも暖かい日が多いです。

11月上旬でも体を動かすと、日中は長袖だと汗ばむこともあります。

晩夏から細い丸太は伐採していますが、

二十四節気の霜降から立冬の今が磨き丸太の

本格的な伐採時期なんです。

ただ今年は少し遅らせて寒くなるのを待ったほうが方が

良い仕上がりになりそうです。

 

山の仕事は、お天気も大事で秋晴れの空に、

飛行機雲がかかると、天気は下り坂。

雨が降ると、出来る作業が限られるので、困ります。

平成23年10月23日 

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7月から修復中だった鳥居も修復が済み

今年も無事に、菅原神社の火祭りが行われました。

 

境内にタイマツを奉納する直前まで、雨が上がらず、                    

数年ぶりに、タイマツ中止の祭事になるかと思われましたが、

天候も回復して、つつがなく執り行われました。

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2011年10月14日

配達の途中で、桜の花が咲いていました。

咲いていた場所は、

奈良県と三重県の境にある高見山を

三重県よりに少し降りた国道沿いです。

 

台風などの大風で葉が落ちて、気温が下がったあとに、

暖かい日が続くと、桜の木が季節を勘違いして咲くそうです。

 

珍しいものを見れた嬉しさ半分、

今年の台風の影響の大きさに恐ろしさ半分です。

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面皮柱(面側柱)といえば、杉の磨丸太を四角の材にならないように、

面をとる丸太柱です。

面皮柱を作る条件は、「丸太材が真っ直ぐであること。」

「枝打ちを早い時期からおこない面をとっても節あとが出ない丸太であること。」

 

などですが、桧は杉に比べ直ぐさに劣ります。

この桧で、面皮柱を作るのがなかなかに難易度が高めです。

それでも、時々「桧の面皮柱」ご注文いただきます。

私の感覚だと、杉の面皮柱の1%くらいの生産率だとおもいます。

 

杉の語源が「直ぐ」に由来されるなどから想像できるように、

杉は樹種の中で比較的に曲がりの少ない樹なのです。

それでも、自然のモノですから、曲がってる方が自然なので、

真っ直ぐな木を育てるのは、手間がかかるんです。

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秋の彼岸のころ、仕事場のまわりにある水田の畦に赤いヒガンバナが咲きます。

そんな中で、白いヒガンバナが混じっていることがあります。

2011年の9月に奈良県南部と和歌山県を中心に

紀伊半島に被害をもたらした台風12号の被害は、

奈良県の中部に位置する吉野、宇陀地方にも爪あとをのこしました。

 

公道、私道を含め山林道は、各地で土砂崩れで寸断され、

風で樹木が傾いたり、根もとの土が水で流されたりと、

山林内の被害も多数です。

 

自然あいての仕事ですが、数年前から気候に

穏やかさがなくなったと感じます。

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2011年9月上旬より、旬は少し早いのですが、

細い丸太から間伐も兼ねて伐採を開始しました。

樹皮は、むき易いのですが、磨き丸太としての光沢は

もう少し涼しくなった方が綺麗ですね。

樹皮をむいた丸太は、大きな丸ノコギリの付いた、

背割り入れ機で、背割りをいれて乾燥の工程にはいります。

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中国道を配達などで利用するとき、勝央サービスエリアを休憩によく利用します。

そのとき気になるが「黒豆ちゃん」です。

特産品の黒豆をモチーフにしたキャラクターですが、

いくたびに、サービスエリアのフードエリアの内装の占有率が拡大している気がします。

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8月の日曜日、奈良県の西吉野の農園で、ブルーベリー摘み体験に行ってきました。

気候があうのか県内で栽培が広がっています。

農園主の好意で、石釜焼きのピザをご馳走になりました。

ピザが美味しかったのもありますが、薪をくべて焼く石釜がいい感じでした。

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2011年7月7日、昨夜からの大雨で、地元の菅原神社の

樹木が倒れ、鳥居も巻き込んで倒れこんだ。

朝から撤去作業が続いています。

ちかごろ、雨の降り方が短時間に激しく降ります。

気候が変化してきているのかも知れません。

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梅雨の晴れ間に配達で、北陸地方へ行ってきました。

お昼ごはんは、豪華にます寿し弁当を

売店で購入。

お弁当の中はこんな感じで、ます寿しが

笹の葉でくるんであります。

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晩ごはんは、カップ麺と無糖の炭酸水。

ウィルキンソンの炭酸水が美味しいです。

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2011年7月3日の日曜、地元の商工会青年部の親睦会に参加。

青年部員の「霜降り和牛専門店 特選和牛.COM」の鳥場さんに

肉を調達していただきました。

肉、美味しかったです。

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平成23年6月5日、早い梅雨入りで日延べしていた

竹灯篭つくりに参加してきました。

市の職員の案内にて、市内の個人所有の竹林より竹の提供をしていただき、

宇陀商工会青年部宇陀支部のメンバーとともに竹を切り出し、

切り出した竹を灯篭に加工。

例年どうり無事に作業終了。

あとは、6月18日(土)の当日に阿紀神社までの道に灯篭をかざります。

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森庄銘木産業(宇陀市菟田野古市場)社長、森本定雄さんの声かけで、

阪神大震災(1995年)の際に贈って喜ばれた吉野杉の杖を

宮城県気仙沼市内の避難所へ奈良銘木協同組合の宇陀支部の会員が

送ることになりました。

葛本林業

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今年は、春から冷たい日が多かったので、

例年よりも遅めですが、

5月の暖かい雨が降ったあとには、

タケノコが、はえてきます。

旬の味ですが、放置しておくと、

竹薮が広がり、土地が荒れ竹害の原因です。

食べる分以外でもタケノコのうちに

切り落としておかないといけません。

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野生のキジが仕事場を横切っていきました。

鳴き声は、5月になると毎年きこえます。

巣作りの季節なのだとおもいます。

姿を見ることはあっても、

写真におさめられるのは偶然。

携帯電話の写真なんで、小さいです。

 

ちなみに、写っているのはオスのキジ。

メスは保護色の茶色で、巣のありかを見つけないと

見ることは無いです。

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2010年の秋に伐採した棕櫚(シュロ)の木は、

株の一番太い部分が売れました。

 

お寺の釣鐘の鐘突き棒としてつかうそうです。

桜の木や樫の木などもつかうそうですが、

年輪が無い棕櫚の突き棒が一番よいそうです。

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桧の出節丸太の納品先のご好意で、

現場の写真を送っていただきました。

 

店舗の柱として、枝(出節)の有る柱で、

樹木の感じを出して使っていただきました。

現場を見る機会が、実は少なく

施工した写真を見れるのは、

生産してる者には、嬉しいです。

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前夜の神事に続き、

当日の朝は、歴史的な町並みの残る

旧城下町をとおり福娘さんたちの参拝。

吉兆(笹飾り)の販売も順調にすすみました。

 

天候は、2月にしては暖かく、夕刻には、

学校から帰った地元のこども達の姿も

境内の焚き火のまわりにみかけました。

 

夜には雨が降り出しましたが、

幟(のぼり)に紅白の幕など濡らさずに、

境内の撤収作業までつつがなくすみました。

 

日本の景気が良くなりますように。

「宇陀初えびす」

いよいよ                                       

明日の2月8日午前0時には、初えびすです。

前日は、神社境内の設営、吉兆(笹飾りの制作)など              

準備は、深夜に及びます。

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0745-83-3205

吉野を中心とした山林地域に生産拠点を置く木材メーカーです。
木材のなかでも、「磨丸太・絞り丸太・桁丸太」を生産販売しています。
見学希望の方は、ご連絡を下さい。歓迎します。

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HP担当者 葛本哲雄

葛本哲雄(クズモトテツオ)

奈良県立香芝高等学校卒業
阪南大学卒業
数年間のサラリーマン生活を経て現在に至る。営業とHPを主に担当。歴史小説が好きで、よく読んでます。最近は三国誌関連の本が増えて嬉しい。

葛本林業

住所

〒633-2142
奈良県宇陀市大宇陀田原886