木の伐採

平成27年9月下旬

奈良県宇陀市内の山林

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時期としては少し早いのですが、

少し標高の高めで気温の低い山林で伐採。

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タイヤなどで、伐採時にキズをつけないように、

緩衝材を地面に置いて伐採します。

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切りだした丸太は、樹皮をむいて乾燥。

写真だと小さく見えますが、

細い部分で24センチ以上の直径があります。

2015年磨き丸太生産

平成27年9月上旬

周辺の田んぼで、稲刈りが始まるころ

細い丸太から、磨き丸太の製造開始。

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山林から、切り出した丸太は樹皮を水圧を利用して皮むきをして、

背割りという人為的な割れを丸太にいれて乾燥させます。

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まず、天日で十分に外気と日光にあてます。

気温が下がり寒くなると、乾燥速度はさがりますが、

製造期としては、15℃から0℃くらいの寒い気候が

適しているようです。

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表面から、表面の赤みと水分が抜けた丸太は、

屋内に収納して、

自然乾燥を開始。

出来上がりは、1年ほど待ちます。

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宇陀市大宇陀ライトアップ

平成27年8月29日夕刻より

大宇陀商工会青年部メンバーとして、

町並みのライトアップイベントに参加

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大き目の袋に、ヘリュームガスを充填して膨らまして、

内側からライトアップしました。

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ガスが予想以上に、袋から逃げるので再充填に手間がかかってしまいました。

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夕方の通り雨で、作業中にサワガニが歩いてきました。

市内の川や沢には、結構サワガニがいます。

銘青会総務委員長日記23

平成27年8月29日

奈良県橿原市内で、

奈良県銘木協同組合の研修会があり

銘青会メンバーとして参加。

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林野庁林政部 木材産業課より講師を招いての講演会

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その後、パネルデッスカッション

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参加者全員の意見交換会がありました。

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意見交換会を拝聴して、印象的な意見は、

「木材単体ではなく、和食文化とそれを提供出来る空間ごと、木材を海外へ売り込む」

と、いった考え方です。

 

磨丸太もアジア圏のみならず中東やアメリカ・ヨーロッパなどでも認識され、

使ってほしいです。

つづく

軍艦島上陸記

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平成27年7月6日 端島(軍艦島)上陸。

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長崎港より観光船に乗り出向。

およそ1時間で端島へ到着。

事前に、波が高いと上陸できなと聞いていたので、

上陸許可が出たときは、

嬉しかったです。

三割くらいの確立で、上陸できないそうです。

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昭和期に建造された「ドルフィン桟橋」とよばれる

係留場所から上陸。

東シナ海なので、波は常に高い。

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傘、飲食物、タバコ、の持込と

幼児の上陸は不可。

小雨の中、レインコート着用で、

まず集合。

docomoの携帯電話の電波は

やや弱いですが、通話可能範囲。

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諸注意を聞き、上陸者全員で

世界遺産登録を拍手で祝い。

ガイドさんの案内を聞く。

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上陸から目にする石と赤い色をした補強材の護岸は、

漆喰をベースにした「天川工法」とよばれる、

水に強い明治期の護岸工事。

今も昭和期のコンクリート護岸とともに姿を残しています。

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軍艦島という名前とは裏腹に

明治期から閉鎖までは、

民間所有で、主に三菱の所有の石炭の島。

軍事とは直接関係なく。

名前の由来は、

軍艦土佐(加賀型戦艦)に

島の外観が似ているからだそうです。

なぜ土佐か?

疑問の残るところですが・・・。

島では、

水の確保、緑の確保、10M越えの高波への備えが、

常に、課題になっていたそうです。

そして、スペースが絶対的に狭い。

SF「シドニアの騎士」の

シドニアの居住空間に似ていました。

とにかく、立体的に高い建物が島一杯に建造されて、

島独特の外観をかもし出していました。

指定された観光ルートを巡って、

桟橋から乗船。

島の外周を遊覧して、長崎港へ帰港。

おおよそ半日の端島(軍艦島)上陸観光でした。

施工現場

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2015年6月

施工会社さんの協力で、自社の磨丸太を使用した

施工画像をいただけたので、紹介します。

現場は奈良県内の住宅地です。

2015あきの蛍能

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平成27年6月20日

残念ながら、天候不順で文化会館での興行となりましたが、

今年も、あきの蛍能を開催できました。

商工会青年部の一員として、地元物産の販売促進に参加。

蛍能の竹灯篭つくり2015年

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2015年5月31日

宇陀商工会青年部メンバーで、

6月の蛍能の準備として竹灯篭(ロウソクたて)を作りました。

市内の竹林から、程よい大きさの竹を切り出し、

灯篭の形にカット。

50個近くの灯篭を作成しました。

前日からの雨も上がり、今年も無事に灯篭が完成です。

銘青会総務委員長日記22

平成27年5月23日

奈良県銘木協同組合青年会

第39回定時総会を

源ぺい橿原店にてとりおこないました。

                 つづく

白樺の木

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2015年4月

奈良県では珍しい白樺の木を見かける。

長野産だそうで、

飾り柱に使う予定とのこと。

 

ちなみに、白樺は暖炉用のマキ材には向かないそうで、

樹皮は燃えやすいが、樹木自体は燃えにくいようです。

清明の頃

2015年4月上旬

春分が過ぎて、二十四節気の清明になると、

磨き丸太の製造シーズンも終わりです。

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外で、寒風にさらして乾かした丸太を

倉庫に収めて、

室内で自然乾燥します。

細いもので1年

太いものだと、2年から5年

乾かせると良い感じです。

銘青会総務委員長日記21

平成27年2月28日〜3月1日

第2回奈良の森と木の家フェスタにスタッフとして参加。

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桧のカンナクズでプールを作り

こども達に遊んで楽しんでもらいました。

2015宇陀えびす

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2015年2月8日宇陀商工会青年部

 

前日の「吉兆」作りから、

えびす神社の「えべっさん」当日まで、

福娘さんとともに、無事に執り行えました。

皆様に福が舞いこみますように。

寒ざらしはつづく

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2015年1月

本当に雨の多い冬です。

樹皮をむいた丸太の乾燥作業の寒ざらしも後半です。

寒さと日光で、表面の色が白く乾いた感じになれば、

屋内に取り入れて、さらに自然乾燥です。

2015年宇陀えびす準備

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2015年1月11日

今年も2月8日の宇陀の初えびすに向けて準備開始。

旗たてと、備品の用意。

さらに今年は福銭の五円を商工会青年部メンバーで磨きました。

金融機関各社が、福銭用の五円玉のサービスを停止してしまったためです。

五円玉は、時間をかけて磨くと綺麗になります。

七草粥

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2015年1月7日

今年も、七草粥を食べて厄除けです。

昨年末より雪は少な目ですが、雨の多い冬です。

寒さらし2014

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2014年12月中旬〜下旬

切り出してきた丸太の樹皮を水むきして

冷たい風にあてて、色出しをします。

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表面がよく乾いたら、

屋内に入れて、さらに自然乾燥をします。

今年も良材が出来てきています。

配達

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2014年12月上旬

雪が小降りのなか、中国地方へ配達です。

トラックのタイヤがノーマルタイヤなので、

ヒヤヒヤしながらの配達でした。

チェーンは携帯していますが、雪道は苦手です。

商品を無事に届けられれば、帰り道はいそがないので、

行き道が降らなければ、帰り道の雪はあきらめれます。

全銘展奈良会場2014

2014年11月26日奈良県銘木協同組合にて

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私も銘青会メンバーの一人として、番号よみの仕事を担ってきました。

最近にない量が並んでいて圧巻でした。

はがらし

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2014年11月上旬

宇陀市内の山林で、

磨き丸太用に、立ち木を切り倒し、

「はがらし」をするため放置。

 

「はがらし」は、倒した木を葉っぱのつけた状態で、乾かす方法です。

たぶん「葉枯らし」からきている言葉です。

「はがらし」の良いところは、葉っぱからの水分蒸発を利用しているので、

樹木の芯から乾燥できるところです。

1ヶ月ほど放置して、樹皮を水むきして寒さらしします。

この寒さらしから、屋内に入れての乾燥の際のワレの可能性が、

下がります。

ひと手間かかりますが、良品になる可能性が上がります。

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0745-83-3205

吉野を中心とした山林地域に生産拠点を置く木材メーカーです。
木材のなかでも、「磨丸太・絞り丸太・桁丸太」を生産販売しています。
見学希望の方は、ご連絡を下さい。歓迎します。

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HP担当者 葛本哲雄

葛本哲雄(クズモトテツオ)

奈良県立香芝高等学校卒業
阪南大学卒業
数年間のサラリーマン生活を経て現在に至る。営業とHPを主に担当。歴史小説が好きで、よく読んでます。最近は三国誌関連の本が増えて嬉しい。

葛本林業

住所

〒633-2142
奈良県宇陀市大宇陀田原886