京木(きょうぎ)は、磨丸太とは違うの?
と聞かれます。
私は、同じ意味で使っています。
ただ、京木は、言葉の意味が広く、
杉の磨丸太だけではなく、床柱用の絞り丸太、
桧の丸太の意味で使うときもあります。
狭い意味では、絞り丸太で、使われています。
製材をして角材の材料になる杉や桧の丸太を「素材(そざい)」と言い、
磨丸太として使う杉や桧の銘木丸太材を「京木(きょうぎ)」と言う。
私はそう理解しています。
想像するに、語源は「京の都の木」だと思います。
銘木の歴史は、室町時代から江戸時代までの
書院造りの建物や茶室と密接にからんで、成立しているので、
当時の文化の中心地の「京の都」の木
そこから生まれた言葉だと思います。
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