秋も深まり、涼しさを感じると、
伐採期です。
写真は、間伐の風景です。
初めに苗を密植(狭く植え)して、成長に合わせ、枝打ち(枝を切り落とし)て、
樹木の間隔を広げるように、木を切り、
残った木の成長を促します。
「最初から、広い間隔で苗を植えれば良いのでは?」と、思いますが、
そうはいかないのです。
確かに広い間隔で苗を植えれば、樹木の成長は早いのですが、
成長が早い分、木目も荒く、樹木形もイビツになり丸みや真っ直ぐさもなくなります。
昔から、「一本立ちの木は使えない」と言うのは、そんな理由からだと思います。
無駄なようで、意味があるのです。
柱使いの丸太材になるには、あともう少しです。