頭剣(とうけん)について 磨丸太の株(立木のとき根に近い)部分を、 尖らせて、三角の頭にします。 これが頭剣(とうけん)と呼ばれる部分です。 尖らせる理由は、管理扱い易くするためです。 管理面では、立てかけて保管する際に、 地面との接地面が少なく、 隙間が開きます。 乾燥の過程で、接地面が少ないのはとても都合がいいのです。 あと、扱い易くなります。 磨丸太を回転するのにとても楽です。 また、引っかかって、端が欠けるのも防げます。 最終的に建築に使用される際には、切り揃えられる部分ですが、 それまでは、必要な形状なのです。