縁側桁と組合わせて、垂木(たるき)に使うことが多いので、
「タルキ丸太」と総称のように呼ばれます。
細い杉丸太です。
3cmから9cmくらいの直径で、
直径が6cmまでは、強度面などを考えて、
背割り(割れを人為的に入れて、丸太全体の割れを抑える)を
入れません。
5mを超える長さのモノも使うので、一概には言えませんが、
2mから4mくらいのモノが一般的だとおもいます。
聞きなれない言葉ですが、「海布(かいふ)丸太」の方が、
総称としてふさわしいかもしれません。
「海布」ですが、
海辺で布をほしていた道具の名前に由来すると聞いたことがあります。
もし詳しい方おられましたら、お教えください。
この「タルキ丸太」は、内装用の棹(さお)などにも使い。
節の有無や、長さなど、幅広く。
生産現場でも、杉林の手入れに細心の注意のいるところです。