絞丸太です。(京木とも言います。)
絞ったような模様が表面にあるところからの名称です。
床柱(床の間の飾り柱)として、研究改良を重ね
現在の模様をつける技術が確立してきました。
つまり、この絞ったような模様は人工的につけてます。
人造絞丸太とも呼ばれる所以です。
この模様、まだ森に育っている杉の木から、
真っ直ぐで、枝節などの無い良質なものを選んで、
箸のような形状の型を数多く、針金または針金状のモノで一本一本巻きつけていきます。
もちろん、木は生えた状態です。
成長に合わせて、表面に巻きつけた型がつきます。
タイミングを見計らい木を切出せば絞丸太の完成です。
簡単そうですが、生きてる樹木が相手です。
イレギュラーが多く、良い商品に仕上がるのは一握りです。
この頃は、床柱にこだわらず色々な使われ方をしています。